Parformance

地方公演やステージの種類のお話。

しばらく東京に帰らないと思うと、東京の事をあまり気にしなくなるんですよね😂 昔から旅が多いので、自然と身についた順応性がとても高く一人行動が優秀なわたくしです。

皆様こんにちは。この回は多分、長いです(笑)。今日は一番最近で思い出に残った土地、青森県八戸市にお呼ばれした時のお話をしたいと思います。初めて伺ったのは、もう2年前になるのかしら? 現在八戸市に住んでいる元踊り子さんに呼んで頂き、計4回の八戸訪問(内三沢にも1回)となりました。その内2回はなんと八戸市(!)のイベント「酔っ払いに愛を」に出演。市のイベントでこんな事が出来ちゃうのか、と驚き満載だったのを覚えています。3日間に渡って、八戸市の飲屋街のあちこちで芝居や歌、踊り、お笑い、パフォーマンスなどが繰り広げられていて、お客さんはお酒片手にはしごして観たい箇所を回れるという、街が酔っ払いを推奨するそれはそれはとても素敵なイベントなのです🍺✨ 

つまり…わたくし達のギャランティーは市から発生したもの。ちょっと驚きのセンスと個性だなと思い、一目で(一回で)好きになった珍しい街です。あとは海街なので食べ物もお酒も美味しく、屋台や飲み屋さんも多く、人がとても熱く温かく、遅くまでやっているのも魅力的な所であります💖

ちなみに八戸のラジオまで出演して参りました💕 ビバ八戸〜👹

このイベントでわたしは元踊り子さんが歌う歌に合わせて踊ると言う、コンビをやらせて頂きました。2つ演目を作って、1つは純粋に歌と踊りで着物の演目、そしてもう1つは青森と言えば青森県出身の寺山修司。そう、寺山修司演目を少しのお芝居を踊りを含めて。これがまた非常に面白かったんですよね👹

少し話が逸れますが…寺山修司と少し縁がありまして。わたしは物凄くアングラが好き!と言う訳ではありませんが、ストリップ劇場にいた頃(11年前)は差し入れで寺山修司のDVDや本などを頂いていました。普通、踊り子さんが差し入れで貰うものと言うのは花束やケーキ、プリンなどピンクっぽい可愛らしいイメージの物。わたしがよく頂いていたのは青い花束や赤い花束、黒いブックカバーがついた本や寺山修司シリーズなど(笑)😂

そしてその後、ひょんなご縁で寺山修司没後30周年イベントで、園子温監督が一夜限りの園子温劇団を立ち上げた時にも出演させて頂きました。こちら↓そしてその後は寺山修司の作品のみを演じてる劇団にも参加させて頂いたり。

だいぶ脱線してしまいましたが、そんな経由があり、なんとなくご縁を感じる寺山修司。

八戸での寺山修司演目は浅川マキの歌で暗く、悲しく、悲しさの中の明るさ、みたいな独特なイメージでしたが、元々知っていたので掴みやすく(とは言え難しかった)、曲も素晴らしく、お芝居にならない小芝居が入り、非常に演じてて力が入る演目でした。そんな曲のラインナップと曲順はこちら🔥 是非この並びで3曲聞いてみて下さい👺

浅川マキ

夜が明けたら(寺山修司プロデュース)

インストルメンタルが一曲(忘れてしまいましたが寺山修司に関連性のある曲です)

朝日楼

かもめ(寺山修司プロデュース)

の4曲綴り。非常に思い出に残ったのは、観に来ていたお客様達がしみじみと声にならない声で一緒に歌ってる方が何人かいた事。皆さんご存知なんですよね、寺山修司がプロデュースした曲と言うのも。だからこそじっくり入り込んで観てるのが伝わり、広くないスペースで息を飲む様な時間を過ごして欲しいなと思いつつ、演じていました。わたしは踊り子であり、プロの役者ではありませんが、芝居が醸し出す独特な空気感と圧力、圧迫感と非日常感を日常と錯覚させる空気感が非常に好きで、劇場時代に勉強にとあちこち沢山のステージを観ましたが、一番足を運んだのはお芝居の舞台でした。一番影響を受けたのがお芝居なので、芝居じみた演目はとても好きで昔はよく自分で構成して作って演じたものです。なのでこの演目は何度かやりましたが、全く飽きない演目でした。わたしは芝居は上手ではありませんが、動いていない時の空気感を作るのが非常に得意と言うか、なんと言いましょうか。

一度この演目を観たお客様に言われたのが

「あなたは目で演じるのね。とても素敵でしたよ」

これは非常に印象的で嬉しいお言葉🌹 でした。 まさにその通りで、動いてない時にわたしが気をつけているのが目の動き👁 と言っても一時ですけどね。

あとは広くないスペースでこういった静かな演目をやる時、わたしが大事にしているのがライブ感、そして距離感。ステージだけで魅せる、のも大事ですがステージから外れて魅せるのも大好きで。これは説明出来るけど説明してしまうと色気がないので観た方だけの特権と言う事で(笑)💋

 

そして他に出演した八戸の面白いイベントはこちら↓。クリックすると画像が大きくなります。築100年を超え、国の登録有形文化財である元遊郭「新むつ旅館」でのイベント。なんとまぁ贅沢な事でしょうか。

この時は八戸の落語家さんもご一緒し、落語・歌・踊りの豪華演出。それに付け加え、最後はお泊まり会までやったと言う、非常に個性的なイベントでした💥   元遊郭で花魁姿で踊る事なんて、滅多な事じゃありませんからね。しかも踊らせて頂いたのは2階の廊下、なんと空中回路。

こういった場所でのわたしの拘りは、リアル。メイクや髪飾りを派手にし過ぎない、盛り込み過ぎない、ある程度自然な装いで魅せる(少し軽めに)、ちゃんとした着物できちんと(舞台向けだけど)着る、凄く重要なポイントです。場所が場所だけに悪目立ち的に浮いてしまい、雰囲気も演出もぶち壊しになってしまうのです。着物のショーは花魁に限らずやり始めて今年で14年目になりますが、ストリップを昔やってよかったなと思う箇所はやはり着物演目。基礎・ベーシック・舞台用の着付けも身のこなしも仕草も身に付け、そこがベースであるからこその盛り込み、カブキ方、外し方があるのですから(何でも基礎が大事なのは同じですね)。今でこそ、バーレスクショーもやるしベリーダンスもやるしファイヤーショー🔥など、七変化的に色々なショーをやりますが、昔はストリップ一本でした。劇場を引退し、踊る場所や環境が変わり視点や勉強として観る物も変化し、新しいものをどんどん吸収し、自分に取り入れてゆく。

生きてる内は日々勉強、がわたしの人生のテーマですが、新しいものを吸収して自分にはめて生み出してゆくのはいくつになってもまこと面白いものです。今までやって来た事を丁寧に見返してさらに捏ねてゆく作業も勿論楽しいのは言うまでもありません✨

最近はもうストリップと言う形態でショーをやっていないので、バーレスクダンサーと名乗っています。そっちの方が今はしっくり当てはまりますが、どちらのスタイルも出来るのでどちらでもいいとは思っています💋

ちなみにこちらの「新むつ旅館」、現在旅館として泊まれる上に、非常に安くて食事もとっても豪華で美味💕 勿論全てお母さんの手作り。元遊郭だけあって、内装は一見の価値があります。ご興味唆られた方は是非泊まりに行ってみて下さいね。尚、建物が古いので冬はとっても寒〜いです(笑)。

おまけ。

青森県三沢には「寺山修司記念館」があります。

先日は町全体で寺山修司のイベントやってた筈。何と面白い青森…! ご興味のある方は必見です。建物も、敷地内の裏雑木林もお勧め👣

 

また近々お会いしましょう。

Posted on 2017-08-22 | Posted in ParformanceComments Closed